ひな祭りのつるし雛を手作りで簡単に作るなら、裁縫が苦手かどうかで、次の3つから選ぶのがいちばん早いです。
- 縫わずに作る:フェルトを同じ形に2枚切り、綿を少しはさんでボンドで貼るだけ
- キットで作る:ちりめんの布・型紙・説明書がそろっていて、手縫いで仕上げる
- 子どもと作る:折り紙や千代紙で作ったパーツを、ひもにテープで留めていく
どの方法でも、パーツを3〜5個ずつひもに通し、つり台につるせば、ひな祭りのつるし雛になります。小さい子どもがいる家では、鈴やビーズなど口に入る大きさのパーツを下の方につけないようにしてください。
この記事では、ひな祭りのつるし雛を手作りで簡単に作る3つの方法と、飾りの意味、つり台の選び方をまとめました。
ひな祭りのつるし雛を手作りで簡単に作る3つの方法
つるし雛は、布で作った小さな飾り(パーツ)をひもでつなぎ、つり台からつるしたものです。作り方はいろいろありますが、初めてなら次の3つのどれかにすると、ひな祭りまでに無理なく仕上がります。
方法1:フェルトとボンドで、縫わずに作る
針と糸を使わないので、裁縫が苦手な人でも作れる方法です。
- 桃・花・ハートなどの形の型紙を作る(3〜5cmくらい)
- フェルトを同じ形に2枚ずつ切る
- 1枚にボンドを塗り、綿を少しのせて、もう1枚を重ねて貼る
- 貼り合わせるときに、ひもの先をはさんでおく
- ボンドが乾いたら、ひもでつないでつり台につるす
フェルトは切り口がほつれないので、ふちの処理がいらないのがいちばんの利点です。目や模様は、フェルトを小さく切って貼るか、布用のペンで描きます。
方法2:キットで作る
ちりめんの布・綿・ひも・型紙・説明書がひとそろい入ったキットです。手縫いは必要ですが、布を選んだり型紙を作ったりする手間がなく、説明書どおりに進めれば完成します。
パーツの数が少ないキットなら、毎日少しずつ縫っても、2〜3週間ほどで仕上げられる量です。初めての人は、パーツが少なく、つり台が付いたキットを選ぶと迷いません。
方法3:子どもと折り紙・千代紙で作る
小さい子どもと一緒に作るなら、紙で作るのがいちばん簡単です。折り紙で折ったお雛様や、千代紙を丸く切って貼り合わせた飾りを、ひもにテープで留めていくだけで作れます。
紙なので長く飾ると色があせたり形がくずれたりしますが、毎年子どもと作り直すのも楽しい飾り方です。
つるし雛の飾りの意味と、手作りで簡単に見栄えよく仕上げるコツ
パーツにこめられた願い
つるし雛のパーツには、ひとつずつ子どもの幸せを願う意味があると言われています。どれを作るか迷ったら、意味で選ぶのもおすすめです。
| パーツ | こめられた願い |
|---|---|
| 桃 | 魔よけ・長生き |
| 鶴 | 長生き |
| 這い子人形 | 元気にすくすく育つ |
| 唐辛子 | 悪いものを寄せつけない |
| 巾着 | お金に困らない |
| 猿 | 災いが去る |
つるし雛は、静岡の稲取の「雛のつるし飾り」、福岡の柳川の「さげもん」、山形の酒田の「傘福」が、日本の三大つるし飾りとして知られています。
見栄えよく仕上げる3つのコツ
- 色を3色ほどにしぼる(赤・ピンク・白など)と、全体がまとまって見える
- 1本のひもに3〜5個、上から大・中・小の順に並べると、すっきり見える
- ひもの長さをそろえるか、真ん中を長く・外側を短くして山の形にする
パーツの数は、奇数にすると縁起がよいとされています。数を気にしすぎる必要はありませんが、迷ったときの決め方として使えます。
小さい子どもがいる家での飾り方と、そろえたい材料
つるし雛は、赤ちゃんや小さい子どものために飾ることが多い飾りです。上位の記事ではあまり書かれていませんが、作る前に飾る場所と高さを決めておくと安心です。
- 手の届かない高さに飾る:ひもを引っぱると、つり台ごと倒れることがあります
- 口に入る小さなパーツは下の方につけない:鈴やビーズ、小さな飾りは、誤って飲みこむおそれがあるからです
- ボンドがしっかり乾いてから飾る:乾く前は、パーツが取れやすくなります
飾る時期は、立春(2月4日ごろ)からひな祭りまでが目安です。ひな祭りが終わったら、晴れた日を選んでしまってください。
ここからは、ひな祭りのつるし雛を手作りするときにそろえたいものを、価格帯別に紹介します。
【1,000円前後】つり台とちりめんの布
折りたためるつるし飾りのスタンド……作ったパーツをつるすだけで、飾りの形になります。片づけるときに折りたためるものが便利です。
パーツをつるすだけで飾りの形になります。
ちりめんの布のセット……小さなパーツを作るのに、ちょうどよい大きさの布がそろいます。色を選べるセットなら、全体の色をそろえやすいです。
色をそろえやすい布のセットです。
【2,000円前後】初めてでも作りやすいキット
ちりめん細工のつるし飾りキット……布・綿・型紙・説明書がそろっていて、説明書どおりに縫えば完成します。パーツが少なめのものを選ぶと、最後まで作りやすいです。
初めてでも説明書どおりに作れます。
【4,000円前後】つり台までそろったキット
つり台と綿が付いたキット……これひとつで、作ってから飾るところまでそろいます。何を買えばいいか迷ったときに選びやすいセットです。
作ってから飾るまで、これひとつでそろいます。
まとめ:ひな祭りのつるし雛を手作りで簡単に作るなら、方法を先に決める
ひな祭りのつるし雛を手作りで簡単に作るなら、まず自分に合う方法を決めてください。
- 裁縫が苦手 → フェルトとボンドで、縫わずに作る
- きれいに仕上げたい → ちりめんのキットで作る
- 子どもと楽しみたい → 折り紙や千代紙で作る
- 色は3色ほどにしぼり、1本のひもに3〜5個
- 小さい子どもがいる家では、手の届かない高さに飾る
手作りのつるし雛は、毎年少しずつパーツを足していく楽しみもあります。今年作った飾りが、これからのひな祭りの思い出になりますように。
【内部リンク:ひな祭りの工作を高齢者と楽しむならこちら】
