大学入学祝いを祖父母から20万円もらったら、まず次の3つを押さえておけば安心です。
- 税金:国税庁の決まりでは、1年間にもらった財産の合計が110万円以下なら贈与税はかかりません。祖父母からの20万円の入学祝いだけなら、申告もいりません
- お礼:もらったその日か次の日に、本人から電話やLINEで伝え、あとでお礼状を送る
- お返し:祖父母からの入学祝いは、お返しをしなくてもよいとされています。そのかわり、入学式の写真や近況を届けると喜ばれます
大学の入学は、入学金や教科書、パソコン、一人暮らしの準備などでお金がかかる時期です。祖父母からの20万円は、その応援の気持ちとして受け取り、何に使ったかを伝えるのがいちばんのお礼になります。
この記事では、大学入学祝いを祖父母から20万円もらったときの税金の考え方、お礼とお返しのしかたをまとめました。
大学入学祝いを祖父母から20万円もらったら?まず確かめたい3つのこと
1. 税金:1年に110万円以下なら贈与税はかからない
国税庁のタックスアンサー(No.4402)によると、贈与税は1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産の合計から、110万円を引いた残りにかかります。つまり、1年間の合計が110万円以下なら贈与税はかからず、申告もいりません。
また、国税庁のタックスアンサー(No.4405)では、次のようなものは贈与税がかからないとされています。
- 祖父母など扶養義務のある人から、学費や教材費などにその都度直接あてるためにもらったお金で、通常必要と認められるもの
- お祝いなどのための金品で、社会の常識の範囲と認められるもの
注意したいのは、1年間の合計で数えることです。両家の祖父母からもらった場合や、同じ年にほかにもまとまったお金をもらった場合は、合計して考えます。金額が大きくて心配なときは、国税庁のページを確かめるか、税務署に問い合わせてください(この記事の確認日は2026年10月29日)。
2. お礼:その日のうちに本人から
お祝いを受け取ったら、その日か次の日に、本人から電話やLINEでお礼を伝えます。そのあと、入学式が終わったころにお礼状を送ると、気持ちがより伝わります。
3. お返し:しなくてもよいとされている
祖父母からの入学祝いは、孫の成長を応援するためのものなので、お返しをしなくてもよいとされています。どうしても何か返したいときは、金額で返すより、写真や食事の時間など、孫の顔が見えるものが喜ばれやすいです。
祖父母からの大学入学祝い20万円は多い?受け取るときの考え方
大学の入学祝いは、小学校や中学校より金額が大きくなりやすいお祝いです。大学に入るときは、入学金や教科書、パソコン、一人暮らしの家具や家電など、出費が重なるからです。
祖父母からの20万円は「多すぎるかな」と気になるかもしれませんが、新しい生活を応援したいという気持ちとして、ありがたく受け取ってかまいません。
使い道を伝えると喜ばれる
お礼のときに、「いただいたお祝いで、大学で使うパソコンを買いました」のように何に使ったかを伝えると、祖父母は自分のお祝いが役に立ったと感じられます。
両家で金額が違うときは
- 金額を比べたり、片方の祖父母にもう片方の金額を話したりしない
- どちらの祖父母にも、同じようにお礼と近況を伝える
- 本人にも、金額の違いではなく気持ちに感謝するよう伝える
祖父母へのお礼の伝え方と、気持ちを返すおすすめの品
お礼状に入れたいこと
- お祝いへのお礼
- 何に使ったか(パソコン、教科書、一人暮らしの準備など)
- 大学で頑張りたいこと
- 「また会いに行くね」「体に気をつけてね」などの結び
入学式の写真を1枚添えると、祖父母にとって何よりの返事になります。
ここからは、お返しをしたいときに選びやすい品を、価格帯別に紹介します。どれも金額より気持ちを伝えるための品です。
【3,000円前後】入学式の写真を入れる時計
写真を入れられる置き時計……入学式や制服の写真を入れて贈ると、毎日目に入る場所に飾ってもらえます。
毎日目に入る場所に飾れます。
【4,000円前後】日持ちする和菓子の詰め合わせ
個包装の和菓子の詰め合わせ……日持ちして、少しずつ食べられるので、祖父母への贈り物に向いています。のし対応のものなら「内祝」として渡せます。
少しずつ食べられます。
【5,000円前後】好きな物を選んでもらえるカタログギフト
祖父母が自分で選べるカタログギフト……好みが分からないときや、遠くに住んでいて品物を選びにくいときに向いています。
好みが分からないときに。
まとめ:大学入学祝いを祖父母から20万円もらったら、感謝と近況を
大学入学祝いを祖父母から20万円もらったときのポイントをまとめます。
- 1年間の合計が110万円以下なら、贈与税はかからない(国税庁の決まり)
- お礼は、その日か次の日に本人から。あとでお礼状を
- お返しはしなくてもよいとされている。写真や近況が何よりのお返し
- 何に使ったかを伝えると喜ばれる
- 両家で金額が違っても、比べない
祖父母からのお祝いは、孫の新しい一歩を応援する気持ちそのものです。元気に大学に通う姿を、ときどき届けてあげてくださいね。
【内部リンク:入学祝いのお礼状を親戚に送るときの例文はこちら】
