もらって嬉しい小学校の入学祝いは、ちょっとしたものなら「毎日使って減るもの」を選べば外れません。具体的には、ループ付きのハンドタオル、名前入りの鉛筆、お名前シール、図書カードの4つです。
- ハンドタオル:毎日持っていくので、何枚あっても困らない
- 名前入りの鉛筆・お名前シール:親の名前書きの手間が減る
- 図書カード:好みが分からなくても選べる
逆に、筆箱・下敷き・キャラクターの絵が入った文房具は、学校の決まりで使えない場合があります。親に聞かずに贈るのは避けてください。
ちょっとした入学祝いでは、相手にお返しの気を遣わせないことも大事なんです。この記事では、小学校に入学する子がもらって嬉しい入学祝いを予算別にまとめ、贈る前に親へ確認したい3つのことと、お返しを気にさせない渡し方も書きました。
もらって嬉しい小学校の入学祝い|ちょっとしたものを選ぶ3つの基準
小学校の入学祝いをちょっとしたもので済ませたいときは、次の3つを満たすものを選ぶと、子どもにも親にも喜ばれます。
- 毎日使って減るもの、何個あっても困らないもの
- 学校の決まりに左右されにくいもの
- 親の手間が減るもの
基準1:毎日使って減るもの、何個あっても困らないもの
ハンドタオル、鉛筆、消しゴム、ノートは、入学してから毎日使います。ほかの人の贈り物と重なっても、減っていくので困りません。
反対に、ランドセルカバーや目覚まし時計のように1つあれば足りるものは、重なると使い道がなくなります。親しい間柄でなければ避けたほうが安心です。
基準2:学校の決まりに左右されにくいもの
小学校では、持ち物に決まりがある場合があります。たとえば筆箱は箱型で無地のもの、鉛筆は濃さの指定あり、キャラクターの絵が入ったものは不可、といった内容です。
決まりは学校によって異なり、入学説明会で初めて知らされることもあります。筆箱・下敷き・絵柄つきの鉛筆は、親に確認できないなら選ばないでください。確認のしかたは3つ目の見出しで説明します。
基準3:親の手間が減るもの
入学前の親は、鉛筆1本、算数セットのおはじき1個にまで名前を書きます。名前入りの鉛筆やお名前シールは、その作業をまるごと減らせる贈り物です。
子ども本人は自分の名前が入った持ち物を喜び、親は準備が楽になります。ちょっとした金額でも、助かったと言われやすいのはこのためです。
親に聞かずに贈るのは避けたい品
- 筆箱:箱型・無地など、形や柄の決まりがある学校があるため
- 下敷き・絵柄つきの鉛筆:キャラクターものが使えない学校があるため
- においつきの消しゴム・飾りつきの鉛筆:授業中に気が散るとして、持ち込みを控えるよう言われる場合があるため
- 水筒・上履き袋・手さげ袋:大きさの指定があったり、すでに用意していたりすることが多いため
- 大きなおもちゃ:置き場所に困り、ちょっとした入学祝いの範囲を超えて相手に気を遣わせるため
どれも悪い贈り物というわけではありません。親に確認できるなら、候補に入れて大丈夫です。
親が助かる実用品を予算別に紹介|お返しを気にさせない金額で選ぶ
ここからは、もらって嬉しい実用品を3つの予算に分けて紹介します。相手との距離に合わせて選んでください。
| 予算 | 向いている相手 | 主な品 |
|---|---|---|
| 500円前後 | ご近所、習い事の友だち | ハンドタオル、シンプルな鉛筆 |
| 1,000円前後 | 友人の子ども、親戚の子 | 名前入りの鉛筆、お名前シール |
| 2,000円前後 | 甥・姪、特に親しい家庭 | 図鑑、図書カード |
【500円前後】気を遣わせない一品
ループ付きのハンドタオルは、机の横のフックに掛けられるので学校で使いやすい形です。毎日洗うため、枚数が多いほど親は助かります。
柄は無地か、小さなワンポイントのものを選んでください。大きな絵柄は学校の決まりに触れる場合があるためです。
毎日使うので、何枚あっても喜ばれる定番です。
シンプルな鉛筆や消しゴムも、この予算で用意できます。無地のものなら、ほとんどの学校でそのまま使えます。数本をまとめて、タオルと一緒に袋に入れると贈り物らしくなります。
【1,000円前後】名前書きの手間を減らす
名前入りの鉛筆は、1ダース分の名前書きがなくなります。鉛筆の濃さは学校から指定される場合があるので、注文の前に親へ聞いてください。
1ダース分の名前書きがなくなる、親が助かる贈り物です。
お名前シールは、防水のものを選ぶと水筒やお弁当箱にも貼れます。算数セットに使う小さなサイズが入っているかも見てください。細かい部品ほど、名前書きに時間がかかるからです。
細かい持ち物の名前書きが、貼るだけで終わります。
移動ポケットも、入学してから役に立つ品です。ポケットのない服の日でも、ハンカチとティッシュを腰につけて持ち歩けます。クリップで留める形のものを選んでください。ベルト通しがない服にも付けられるためです。
ポケットのない服の日でも、ハンカチとティッシュを持ち歩けます。
【2,000円前後】少し特別にしたいとき
図鑑は、家でくり返し読めるので長く使えます。漢字にふりがなが付いた、低学年向けのものを選んでください。すでに持っている可能性があるので、分野だけ親に聞いておくと重なりません。
家でくり返し読めて、長く使ってもらえます。
好みがまったく分からないときは、図書カードが向いています。本人が本屋で好きな本を選べるので、外れることがありません。金額が相手に伝わる点だけ、頭に入れておいてください。
贈る前に親へ確認したい3つのことと、お返しを気にさせない渡し方
入学祝いの記事の多くは品物の紹介で終わっています。ここでは、贈る前のひと手間と渡し方を書きます。小さな贈り物ほど、ここで差がつきます。
LINEで1通、親に聞いておきたい3つのこと
- 学校から、文房具の決まり(鉛筆の濃さ、絵柄つきの可否)は聞いていますか
- 名前を入れるなら、ひらがなのフルネームでよいですか
- もう用意したもの、ほかの方からいただく予定のものはありますか
2つ目を聞く理由は、家庭によって考え方が分かれるからです。防犯のために、外から見える場所には名前を入れない方針の家庭もあります。
入学説明会の前だと、親もまだ決まりを知らない場合があります。その場合は、ハンドタオルや図書カードのように決まりに左右されにくいものへ切り替えてください。
聞きにくい相手には、減るものを選ぶ
ご近所や、子どもの習い事で顔を合わせる程度の相手には、事前に聞くこと自体が負担になる場合があります。聞けないときは、500円前後のハンドタオルかシンプルな鉛筆にしておくと、どの学校でも使えます。
お返しを気にさせない渡し方
ちょっとした入学祝いでいちばん避けたいのは、相手がお返しを用意しなければと悩むことです。次の3つで、受け取る側の気持ちが軽くなります。
- のしは付けず、簡単な袋かリボンにする
- 「お返しは気にしないでね」と一言添える
- 入学式より前、春休みのうちに渡す
春休みのうちに渡す理由は、入学の準備に間に合うからです。お名前シールや名前入りの鉛筆は、入学式のあとに届いても出番が減ってしまいます。
添える一言メッセージの例
カードに一言あるだけで、ちょっとした品でも気持ちが伝わります。子どもが自分で読めるように、ひらがなで書くのがおすすめです。
- にゅうがくおめでとう。がっこうで つかってね。
- いちねんせい おめでとう。たのしい まいにちに なりますように。
- (親へ)気持ちばかりなので、お返しは気にしないでくださいね。
現金や商品券にしたほうがいい場合
祖父母やおじ・おばなど近い親族は、品物ではなく現金を包む家庭もあります。金額の考え方は家庭や地域によって異なるので、親族の中で先に相談してから決めてください。
現金を親に渡す場合でも、子ども本人には小さな品を1つ添えると喜ばれます。6歳の子には、お金よりも自分で使えるもののほうが、もらった実感が伝わりやすいからです。
きょうだいがいる家庭への気づかい
入学する子に弟や妹がいると、自分だけもらえずに泣いてしまうことがあります。小さなお菓子を1つ添えるだけで、親は助かります。上位の記事ではほとんど触れられていませんが、受け取る家庭にとっては大きな違いです。
まとめ|もらって嬉しい小学校の入学祝いは、ちょっとした実用品で十分
もらって嬉しい小学校の入学祝いを、ちょっとしたもので選ぶときの要点です。
- 毎日使って減るもの(ハンドタオル、鉛筆)を選ぶ
- 筆箱・下敷き・絵柄つきの文房具は、学校の決まりを確認してから
- 名前入りの鉛筆やお名前シールは、親の名前書きの手間を減らせる
- 移動ポケットや図鑑は、入学してから長く使える
- 予算は500円前後・1,000円前後・2,000円前後の3段階で、相手との距離に合わせる
- のしなし・一言添える・春休みのうちに渡すと、お返しの気を遣わせない
金額よりも、入学してすぐ使えるかどうかで選ぶと喜ばれます。迷ったら、親に1通だけ確認してから決めてください。
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